知ってた?「かぼちゃの種」の驚きの健康効果
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かぼちゃの種(パンプキンシード)って?
かぼちゃの種は漢方では生薬名として「南瓜仁(ナンカンニン)」と呼ばれており、体内の寄生虫を排出する効果のある漢方薬として利用されてきましたし、医療先進国であるドイツでは昔から薬のようにして食べられてきた食材です。
かぼちゃの種は日本ではパンプキンシードの名称でパンやお菓子に使われている事が多いのですが、中国では塩味で皮つきのままで売られ身近な食材としてよく食されています。駆虫作用、咳を止める作用、水の偏在を治す作用があります。
かぼちゃの栄養素
β-カロチン
かぼちゃの黄色はβ-カロチンの色と言われるくらい、かぼちゃにはとても多くのβ-カロチン含まれています。β-カロチンは、体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAは、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、生活習慣病やガン予防に効果があるといわれています。さらに体を酸化から守る抗酸化作用もあるので、老化やガンのもとになる活性酸素を消す働きがあるそうです。そしてコレステロールを減らす効果もあるとのこと。
食物繊維
とくに女性に嬉しい食物繊維も豊富に含まれているそうです。便秘やダイエット、虫歯、生活習慣病などに効くと言われ、大きな健康効果が期待できると言われています。この食物繊維は、カボチャの皮の部分に多く含まれているそうなので、皮ごと食べるといいようです。
リノール酸
これは身体の中で作ることが出来ない一方で、過剰摂取の傾向があり、リノール酸を過剰摂取すると血栓の原因になってしまうので注意が必要です。しかし、適度な分量を摂取することで、アンチエイジング効果、高血圧、動脈硬化などの効果を期待することが出来ます。また、かぼちゃの種にはビタミンEも含まれています。ビタミンEは抗酸化作用に優れており、アンチエイジング、血行促進、美肌効果を期待することが出来ます。
その外の栄養素
カボチャには、上記の他にもカルシウムやマグネシウム、リン、鉄などの栄養素も含まれています。これらの豊富な栄養素によって、カボチャはたくさんある野菜の中でも特に栄養価の高い野菜となっているのです。
かぼちゃには視力維持効果がある?
意外と知られていないのですが、カボチャには視力維持効果が含まれていると言われています。カボチャに含まれている豊富なベータカロチンは、視力維持にも効果的と言われています。
現代人は目が悪くなる要素が多い生活を送っていることから、カボチャなどを普段の食事に積極的に取り入れていくことが大切です。
ブルーベリーが果物代表の視力回復食材だとすれば、カボチャもまた 視力維持野菜として食べてもらいたい食品なのです。
かぼちゃの種のカロリー
栄養価が高いとわかっても、食べるとなると気になるのがカロリーです。かぼちゃの種はナッツの一種で、栄養成分のうち50%以上が脂質で、30%程度がたんぱく質です。どちらもカロリーの多い栄養素のためカロリーは高めになっています。かぼちゃの種のカロリーは、100g(1カップ)で574kcalです。
また、1粒を約0.5gとするとかぼちゃの種1粒のカロリーは約2.85kcalということになります。他のナッツ類と同様に間食やサラダ、ヨーグルト、スイーツのトッピングなどに利用することができますが、食べ過ぎには注意ですね。
自宅で簡単♪パンプキンシードの作り方
白いかぼちゃの種に少しの手間という魔法をかけてあげると、おいしい緑色のパンプキンシードに変身しちゃうんです!
1 白い種をよく洗い乾燥
かぼちゃの種はワタの中にあってぬめりがあるのでよく洗い、乾燥させます。乾燥の方法は水気をキッチンペーパーなどでしっかりふき取り、ザルやトレイの上に広げて天日干しにします。干す期間は1日以上で乾き具合を確かめて調整してください。
2 弱火でじっくり炒める
天日干しでよく乾いた種を弱火でじっくり炒め、冷めたらハサミで白い部分に切り込みを入れて殻を剥きます。ペンチをお持ちの方はハサミでなく、ペンチを使うとより簡単に剥けます。
かぼちゃの種を食べるときは…
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