猫好き「耳垂れスコ欲しい」好きな猫種1位のスコティッシュフォールドの可愛いさの秘密
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猫好き「耳垂れスコ欲しい」好きな猫種1位のスコティッシュフォールドの可愛いさの秘密
そう。「スコティッシュフォールド(通称スコ)」です。
スコティッシュフォールドは大まかに2種類に分類されます。
・耳の垂れたスコ
・耳の垂れていないスコ(スコティッシュストレートとも呼ばれています。)
そして、衝撃的なことに耳の垂れたスコは全部「病
気を持って生まれてきている」と言っていいと思います。その病気とは「遺伝性骨形成異常症」。
簡単に言えば「骨」の病気です。
なぜ「耳が垂れているのか?」。
そう。「この病気に侵されているから」です。
みんなが可愛い可愛いと言っている「垂れ耳」は病気なんです。
別の言い方をすると「可愛い垂れ耳を作り出すために、病気のスコを無理やり繁殖させている」ということです。
この病気はやがて耳だけではなく、どこかの骨・軟骨に異常をもたらします。
その確率は100%と言っていいでしょう。耳が垂れている時点でこの病気の「キャリア」だということは確定しています。
つまり。病気を発症する前に寿命を迎えるか?生きているうちに発症してしまうか?の違いだけで、全ての子は「キャリア」です。
この「遺伝性骨形成異常症」は残念なことに治せません。特効薬も治療法もありません。
小さな体にメスを入れて「骨を削る」という対処療法しかないのです。
http://nyanmaga.com/スコ/amp/
http://a.excite.co.jp/News/net_clm/20161210/Goowatch_6571070081ea16e054f9a839fc0ba202.html
スコの個体で40万円から50万円支払った後に「遺伝性骨形成異常症」の対処療法にまたお金がかかります。
それ以外にも、歩けなくなったときやジャンプできなくなったときの家のリフォーム代、介護費などを計算すると…。
そんなに…スコ飼いたいですか?と言わざるを得ません。
じゃぁ何でペットショップで「耳垂れスコ」売ってるの?おかしいじゃないか?
と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
「可愛いって良く売れるから」です。
最初にテレビ局のお話をしました。
この世の中は「需要」と「供給」で経済が回っています。
売れない商品はどんどん無くなります。
売れる商品はどんどん生産されます。
「耳垂れスコ」がどんどん売れるから、どんどん「生産」されているんです。
そして、この「遺伝性骨形成異常症」のことは動物番組でも一切紹介されません。ましてや、ペットショップでスコを買う際に店員さんからの説明もないでしょう。
スコを購入後に「遺伝性骨形成異常症」を発症し、その後どうなっているかご存知ですか?捨てる人もいるんです。
そう。野良耳垂れスコが増えてきてるんです。
もっと衝撃的なのはブリーダーがペットショップへ卸す前に「遺伝性骨形成異常症」を発症した場合、多くのスコは保健所で殺処分されています。
ブリーダーが保健所に持ち込んでいるのです。
※もちろんこの記事は現在スコティッシュフォールドをお飼いのみなさんを否定するものではありません。
これからスコティッシュフォールドをお飼いになる方へのお知らせと、無理なブリーディングに対する警告と思って頂ければ幸いです。